フライド・グリーン・トマト

フライド・グリーン・トマト(1991)

C・ベイツ扮する主婦は、日本で言えば“メシ、風呂、寝る”的ご主人にいい加減うんざりしていた。
そんな時ボランティアで行った病院で知りあったJ・タンディの老婆は物語の天才。
自分の身の回りに起ったこととして語る、ある女性の話に彼女はどんどん引き込まれていく
。それは閉鎖的な30年代の南部の田舎町で、大胆に因習に逆らって、
恋に生き、虐げられた黒人のためのレストランを開く勇気ある白人女(M・S・マスターソン)の話だった……。

大河なオハナシ。語り口が巧いのでグイグイ引きこまれる。
ちょっと現代のオハナシは余計だったりした。