セイ・エニシング

セイ・エニシング(1989)をビデオで見る。
ジョン・キューザックが
「シュア・シング」(1985)、「ワン・クレイジー・サマー」<未>　(1986)
に続いて主演した青春ドラマ。
傑作「あの頃ペニー・レインと」 (2000)のキャメロン・クロウ監督デヴュー作。
どうりで、ただの能天気青春ものになってない。
なんか落ち着いたとこのあるドラマ。
タイヘンなことも起こるのだが、サラっと描く。
終わり方もアメリカ映画らしからぬ洒落た感じ。
でもジョン・キューザックがイギリスからの帰国子女てのは、
なんか微妙。
この主人公が大きくなって古レコード屋を開くのかな？
「ハイ・フィデリティ」(2000)って妄想。

相手役の賢い娘アイオン・スカイはどこかで見たことあると思ったら
「レイチェル・ペーパー」(1989)の娘であった。

また「アディクション」(1994)「Ｉ　ＳＨＯＴ　ＡＮＤＹ　ＷＡＲＨＯＬ」(1995)などで、
強烈な個性を出したリリ・テイラーがロック好きの女高生を演じていて嬉しかった。
彼女は「ミスティック・ピザ」　(1988)がデヴューか・・見なくては。