ドリフターズですよ! 冒険冒険また冒険

今日は昨年末テレビ録画した「ドリフターズですよ! 冒険冒険また冒険」(1968)を見る。
監督は幻の映画、「銭ゲバ」(1970)の和田嘉訓
イキナリ法政学舘みたいなとこで、ヘルメットかぶった学生運動
それからボディペインティング、アングラ劇。
当時の話題まるかじり。
コント55号もアングラ劇で登場し大活躍。いまの小劇場みたいな芝居をしている。

渥美清がサイケな世界に紛れ込む「喜劇 初詣列車」(1968)みたい。
でも後半の風船でアメリカ行きってなるとオハナシは失速してく。
もともと歌とコントみたいなオハナシだし。
ドリフの映画はチグハグな感じのが多い。
まあ、それだけ忙しかったんだろう。

ボーヤになったばかりの志村けん(志村康徳名義)がオカマの役でちょっと登場。
海岸のテトラポットのとこでデカイ布を広げたり閉じたりした後、
左とん平演じる警官(警備員)とじゃれあったあと
ホットパンツ履いて連れと登場し「マー、サイケなこと」。

ゴジラ対ヘドラ(1971)もこのころだし。
日本にサイケの嵐が吹き荒れていたんだな〜
でも当時の人に聞いたら、サイケデリックでは無くてサイケっていうファッションの一種だったらしい。
まあ、いっしょか。



今日テレビで聞こえてきた「北の零年チャリティ」って言葉。
吉永小百合が最初で最後に歌うレアでコアなイベントらしい。
てっきり映画の為かと思ったら、恵まれない人のためだって。
それどこじゃないんじゃないか?
もうこの映画のチケットずいぶん前から安売りチケットで暴落してる。
公開する前から下がってるなんて闘う前からバンザイ?
まあ「小百合ちゃんが出てる映画だから1,000枚ぐらい経費で買っとくか」ってロマンスグレーの専務が買って、経理がブツブツいいながら売りにいってるんだろうな〜
で、小百合ちゃんが言うには、あの世界の中心でウハウハな監督
同じシーンを50回も撮ったそうな・・
フイルム代ぐらい回収できるのか?
観に来るのは、ほとんどシニア1,000円だろうに。
細君がチケット懸賞で当てたから彼女が観に行く予定。

この前の「レデージョーカー」も500円割ってたし。
景気回復の兆しなのか?
あ、洋画だけど「トゥブラザース」も異常に安かったな〜
アレはなんでだろ?寅愛好家のおかげ?

明日は「うたかた」と「ふたりにくぎづけ」と「スーパーサイズミー」の予定。
スーパーサイズミー」は特別鑑賞券、渋谷では売り切れが多いらしい。