ラブド・ワン

昨日はビデオで「ラブド・ワン」(1965年)を見る。
トム・ジョーンズの華麗な冒険」(1963年)、「ホテル・ニューハンプシャー」(1984年)
トニー・リチャードソン監督作品。
イギリス出身のトニー監督がアメリカに招かれた自分の姿を投影した作品。
アメリカのクレーイジーなスガタがアチコチ描かれる。
「イングリッシュマンinニューヨーク」(1988)なんて映画もあったなあ〜

オハナシはまさに「お葬式」。
まあこっちがオリジナルだけど。
ちなみに題名は死者の意。
主人公が詩人というのが、いかにも英国。
映像はキューブリックをちょっと思わす。
経済に長けている宗教家なんて、現代にも通じるネタが盛り沢山。
ブラックなギャグはジョン・ウォーターズもちょっと思い出す。
予想以上の快作。
時代が変わってもおもろいコメディは貴重。

ジェームズ・コバーンが、ちょい役で登場。
空港職員の役。その若いこと。

明日こそは「誰も知らない」を観に行かなくては。