ジョニーは戦場へ行った

昨日はビデオで「ジョニーは戦場へ行った」(1971年)を見る。
赤狩りにあった脚本家ダルトン・トランボ脚本監督処女作。
栄光への脱出」(1960年)「スパルタカス」(1960年)「いそしぎ」(1963年)
「ダラスの熱い日」(1973年)「パピヨン」(1973年)などの脚本を書いている。
その他にも変名で「ローマの休日」なども書いている。
舞台は第一次世界大戦で、聴覚視覚そして手足を無くした兵士のオハナシ。
この時代らしく、混沌とした表現が多い。
現在が白黒、過去(夢想?)がカラーという表現が効果的。
反戦映画としては、ピカイチ。
正義だ、国のホコリだなどを持ち出すのは、
いつの時代も変わらない。
真っ暗な場面で始めるとこなど、
数々の場面でラース・フォン・トリアの「ダンサー・イン・ザ・ダーク」や
「ヨーロッパ」を思わせる。