ハリー・ポッターとアズカバンの囚人気怠い都立高生ポッター??

昨日は新宿ジョイシネマ1で
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
のオールナイトを観る。
さすがに夜中3時の回。
ガラガラ。
まあ、この劇場では2館でやってるし。
でも初日なのにミラノ座では上映してなくて、
新宿東急で上映していた。
あとピカデリーは1。

ポスターなどでは随分子供たちが成長したように見えるが、
実際映画を観ると、そんなに前作と変わらない。
ポスターだけ後で撮ったのかな?
でもオハナシは随分成長。
前2作の「サワヤカ3組」な雰囲気より、
思春期の芽生えというか、
反抗期というか、
とにかくズッコケ感が減った。
ダークな雰囲気満載。
諸星大二郎のマンガ(鉄道事故の横で死肉を喰らう)にでてくるみたいな、
頭巾な人もおっかない。
オハナシもキャピキャピがあまりない。
サスガは気怠い青春映画「天国の口、終わりの楽園」の監督。
その割には、学園はなんか南の国に行ったみたいに明るくなったし、
学生もシャツはズボンやスカートから出すは、
ネクタイはユルユルだは、
いじめっ子はオールバックじゃないは、
と、突然都立高校になったみたい。
原作ファンが頭から湯気ピーーと出して怒るんだろな〜

楽しみにしてた、ゲーリーオールドマンの出番はかなり少ない。
刑務所も出てこないし。
その代わり、「ギャングスターナンバー1」のボス、
デヴィッド・シューリスが大活躍。
登場するだけでスインギングロンドン。

なんかオチはドラえもんみたい。
にしても解決してないことたくさん。
この話ひっぱるんのかな?

冒頭のデブおじさんとのカラミは次回もあるんだろうな〜
ひょっこと帰ってきた放蕩おいっこに
思わず文句言うおいちゃん
「それをイッチャ終しめ〜よ!」
と魔法でその辺りのものをぶちこわすハリー。
で、新しい恋ならぬ魔物に遭う。
って、「男はつらいよ」だね。ハリーポタ夫。
その他にも、やっさんの「メガネ?メガネ?」ネタなど
キルビルに続き、日本ネタもりだくさん???