トゥモロー・ワールド

トゥモロー・ワールド(2006)
英国を代表する女流ミステリ作家P・D・ジェイムズの『人類の子供たち』を
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」のアルフォンソ・キュアロン監督が映画化した近未来SFサスペンス。子供が誕生しなくなった近未来の地球を舞台に、
人類の未来を左右する一人の少女を巡る攻防に巻き込まれた主人公の運命を描く。

新宿オデヲンで鑑賞。
平日昼間のわりには、80人ぐらいいる。
後半の長回しの戦闘シーンが秀逸。
あと、何気ないカーチェイスでもスタントとCGのミックスによる
アクションでリアルが追求されている。

オハナシは、近年珍しいハードSFで見応えたっぷり。
キングクリムゾンの「クリムゾン・キングの宮殿」を正面きってつかってたり、
ピンクフロイドのピンクの豚が浮いてたりの
イギリスらしい洒落も素敵。