冷血

冷血(1967)

カンサスで、ある一家四人が惨殺されるという事件が起こった。
警察の調査の結果、二人の若者が犯人として捕らえられる。
ストーリーは二人の若者の育った環境を語り、やがて犯行に至った動機が明らかになる……。
殺される側の恐怖と、ラストで死刑になる犯人たちの恐怖が、
観るものを圧倒する、同名ノンフィクションの映画化作品。
ティファニーで朝食を」と同じ原作者トルーマン・カポーティ

キレのある編集が作品のテンションをあげている。
モノクロの画像が殺伐感をいっそう盛り上げる。
この作品以降、実際の事件を元にしたものが多くつくられることとなる。