2005-06-09 すべてが狂ってる すべてが狂ってる (1960) 鈴木清順監督がヌーヴェル・ ヴァーグを意識してつくった作品。 「勝手にしやがれ」(1959)も意識してるようなカメラワークも。 冒頭、新宿歌舞伎町が写って嬉しい。 一瞬、女の娘(まるでファションがモーニング娘)がアップにあるカットが たまらなくカッコいい! ただ、スイングしてる間はノリノリだが、 オハナシは限りなく暗い。 芦田伸介のドヨーンとしてること。 主演の川地民夫も、そうと気がつかないぐらい暗い。ヒロインの禰津良子のキュートなこと! モデル出身で監督のお気に入りだったらしい。 ほとんど意味なく吉永小百合も出演。 日活に頼まれたらしい。