恍惚 ヴァレンティノより美しい

昨日はビデオで「恍惚 ヴァレンティノより美しい」(1992年)を見る。

ローブ&レオポルト事件を元に映画化。
題材的にはヒッチコックの「ロープ」と一緒だが、
雰囲気はずいぶん違う。
冒頭からモノクロの美しい映像。
1924年が舞台なのに、わざとプッシュホンやリモコンなどを小道具に使う不思議さ。
一番違うのはホモセクシャルの描写が多いこと。
なにかと主人公2人は抱き合っている。
オハナシは、そんなにくいつくほどではないが、
映像美を堪能する作品。
ちなみに肝心の犯罪にはロープは使っていない。
この事件の題材はその他にも「強迫/ロープ殺人事件」「完全犯罪クラブ」なんかがある。

明日は「インフォナル・アフェア/無間序曲」と「くりいむレモン」を観にいく予定。