はなればなれに

昨日は他で借りた「はなればなれに」(1964年)をビデオで見る。
ジャン・リック・ゴダール監督の「アルファビル」の前の作品。
音楽にのってパカパカ変わるオープニングは楽しい。
3人の男女が金を強奪しようとするオハナシ。
三つ編みなアンナ・カリーナはキュート。
「ぴあシネマクラブ」にはギャグのオンパレードと書いてあったが・・
そうかな〜笑うとこはあまりないが・・・・
店が「万事快調」だとか「柔らかい肌」とか、
楽屋オチらしきのが、でてきたがあれがギャグかな?
知識がないと笑えないのかしら?
ただ、政治のことをグズグズ言わないんで見やすいが。
アクションシーンの乾いたロングショットを見ると、
黒沢清監督は確かにゴダールに多大に影響をうけてるなあと、感じた。
あと「ドリーマーズ」(2003年)でオマージュされた、
ルーブル美術館を走り回るシーンもとってつけたようにある。
「ステキ!」なのかな・・・
フレンチ魂が少ない私には、電波届きませんでした。
ベーレーかぶって、シマシマ着て、ジタン吸いながら、クロワッサン片手カフェオレ片手に
見なかったからかしら?