ホッファ

昨日はビデオで「ホッファ」(1992)を見る。
ダニー・デヴィード製作監督出演のトラック運転手組合のオハナシ。
主役のジェームズ・R・ホッファを若いころから老けるまでジャック・ニコルソンが演じる。
これが、みどころたっぷり。ジャック大活躍。
特に老けたホッファを演じるジャックはだれだか解らない。
ダニーとジャックが共演するのは、「カッコーの巣の上」以来。
労働者のタメにマフィアとも渡り合う。
しかし、やはり人間偉くなると・・・
労働者から年金集めて(ウン億ドル!)その金で贅沢三昧。
豪華な保養地の模型を前に「役員は引退後、そこでウェイトレスとファック三昧ガハハ」
なんてシーンはどこの国も変わらないんだな〜と、思う。
日本でも贅沢な保養地つくってたなあ〜
「タッカー」といい、「マルコムX」といい、
クレイドウィルロック」アメリカン実録ものは血がたぎる。

男臭い脇役もいい。
J・T・ウォルシュは「ア・フュー・グッドマン」に続き共演。
この人年に5本以上出ていた時期もある売れっ子の脇役。
過労で亡くなったらしい。

マフィアの親分は
アーマンド・アサンテ
「ゴッチ・ザ・マフィア/武闘派暴力組織」では、
同じイタリアンマフィアを好演。
デヴューはスターロン初監督の「パラダイス・アレイ」らしい。

年とったジャックらが訪れた店にいる若き組合員は
フランク・ホエーリー。
どこかで見た顔と思ったら、
「オマージュ/狂気が目を閉じるまで」
(「ツインピークス」シェルリ・リー主演)
「ザ・プロデューサー」(ケヴィン・スペイシーと対決)
ブロークン・アロー」なんかに出ている。
「コールド・ドッグ・スープ」なんていうジョージハリシンが
節税対策(?)でつくったハンドメイドフイルムの映画にも出ている。