西部戦線異状なし

昨日はビデオで「西部戦線異状なし」を見る。
1930年の名作。
70年以上も前とは思えない、スケールのでかいアクション。
当然、CGなんかは無いワケだから、
あのモノスゴイ数の合戦シーンは全てエキストラ。
まるで、「スターシップトゥルーパー」。
オハナシもそれに似ている。
日本での公開当時はかなりの反戦を表す部分がカットされたらしい。
で、劇場に憲兵が立っていたそうだ。
劇中、「戦争をしたい、権力者同士が囲いの中で棍棒で殴り合えばいい」
といセリフが心に残る。
何世紀たっても、たぶん同じことが続く。
この映画丁度、トーキーと無声の狭間の時期だったため、
両方のフィルムが用意されたらしい。
耳をつんざく爆発の音はそれを思わせない。